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白玉老虎 백옥로호 はくぎょくろうこ

佐高信という絶望~日本国憲法を欧米日帝国主義に奉仕させた男

筆者は佐高信という評論家の存在を大分長い間忘れていた。この男は2000年代初め頃までは「左派的・反権力的」なスタンスで多少気の利いた事を言っていたのだが、その後は日本の右傾化、とりわけ例の「佐藤優現象」の熱心な旗振り役になって害悪をさんざん垂れ流すようになる(後に佐藤とは喧嘩別れして決裂し、今は係争中とも)。佐藤優だけでなく、佐高はそれ以外にも悪徳弁護士の中坊公平や「小泉規制改革」を利権にした男ことオリックス宮内義彦、過労死上等王ことワタミ渡邉美樹などの問題人物達をさんざん持ち上げた挙げ句、後になって見苦しい言い訳をするという事を何度も繰り返してきた。金子勝のようなクソ学者ともベタベタの間柄である。とにかく佐高信という人間は「タレント文化人筆刀両断」とかエラソーに言う割には、恐ろしく人を見る目がない。

さらに言うと、佐高は日帝の朝鮮植民地支配に批判的なそぶりをしながら、実際には朝鮮半島の歴史や情勢について恐ろしく無知でもあった。佐高は朝鮮人・韓国人と会って話す際に必ず「自分はマラソン選手の孫基禎を知っている」というような事を言う。日帝時代のマラソン選手でオリンピックで金メダルを取りながらも「日章旗抹消事件」で選手生命を断たれた、あの人物である。その孫基禎を知っている、つまりそれだけ自分は朝鮮半島の歴史を知ってて、朝鮮人・韓国人にも理解があるんだぞという事をアピールしたいのであろう。だが佐高が朝鮮半島について知っているのは本当に孫基禎の事だけで、それ以外の歴史や情勢についてはほとんど何も知らなかった。後に「福沢諭吉は朝鮮の独立運動を助けた」とか言った時には、もうこいつは完全に駄目なんだなと、さすがに筆者も諦めがついたよ。おまけに金時鐘や梁英姫や辛淑玉とベタベタな関係である事から分かるように、酷い反北朝鮮派でもある。対談本で金時鐘がどれだけデタラメな事をしゃべっても、佐高はそれに対してツッコミ一つ入れられない水準だったのだから。ある程度朝鮮半島の近現代史や在日朝鮮人運動史を知ってる者なら、金時鐘の言ってる事にツッコミ入れるどころか、この親日派皇国ジジイをぶん殴ってやりたい衝動に駆られる程なのに。この場合は朝鮮半島について全く無知な佐高を、金や梁や辛が利用している構図と考えられるが。まあ金と梁と辛も朝鮮人のくせして、祖国の事をロクに勉強してないデマゴーグ商売人なんだけど。

そんな佐高の事をひさしぶりに思い出して検索してみると、ウクライナ事態以降のこの男は予想通り反ロシア・反プーチンウクライナ信者(ウク信)になっていた。分かり易過ぎる。しかも2022年の特別軍事作戦に至った歴史的経過を全く分かってない! マイダンクーデターがアメリカに支援されたカラー革命であり、それによってネオナチが政権中枢を掌握した事や、そのネオナチ勢力によるロシア系住民に対する虐殺や迫害についても全く知らない! そのネオナチ暴徒を「強権的なヤヌコヴィッチ政権に対する学生や市民」とか断言してる時点で、佐高がどれだけウクライナの情勢や歴史を知らないか良く分かる。佐高はおそらく第2次大戦時のナチス協力者にして大量虐殺犯であるステパン・バンデラの事も知らないのであろう。見事なまでの西側大本営脳! 少しは国際情勢勉強しろ馬鹿、としか言いようがない。おまけに原発に批判的なふりする一方で、熱心な原発推進派である寺島実郎と平気で仲良く対談したりしてる。3.11の後にも関わらずだよ? ウクライナ事態についても佐高が寺島と一緒にデタラメな事をさんざん吹聴してた事は記録しておかねばならない。制裁でロシアの経済はグラグラになるみたいな事をこの両人は言っていたが、結果はどうであったのか(笑)。佐高はこれでまで自分の事を「経済評論家」とか名乗ってたんだぜ(笑)。こんなんでよく長谷川慶太郎や堺屋太一の事を批判出来たものだ。何かしらの投資や財テクを考えている者は、間違っても佐高信や寺島実郎の話を参考にしてはならない。投資したゼニ全部パーになって破産しちまうよ。佐高信はどこで間違えたのか

他にも佐高の駄目さ加減が分かるエピソードは山ほどあって、石橋湛山をやたらと持ち上げるのもそうであろう。「徒党を組まず、大衆に媚びず、大衆を無視しない政治家・石橋湛山。民権派リベラルの真髄を体現し、権力政治に抗した良心の軌跡を追う。いま、日本の政治は混迷のかぎり、将来への危惧は、日ましに高まるばかり。あらためて良日本主義のすすめを説いた“志”をさぐる」とか何とか言って湛山が植民地や満州国に反対した事をヨイショする。ところが実際の石橋湛山は1940年代になって日帝の中国侵略と言論弾圧が激しくなると、それまで否定的だった植民地や満州国の事を肯定するようになった。佐高信はこの「湛山最大の黒歴史」をなかった事扱いして、絶対に指摘しない。ただひたすら湛山を神のごとく持ち上げるばかりである。インチキ過ぎやしないか。

先ほど佐高は日帝の朝鮮植民地支配に批判的と言ったが、それも本当の所はかなり怪しい。朝鮮侵略イデオローグだった福沢諭吉をやたらに神格化しているからである。佐高が福沢を持ち上げるのは当人が慶応大学出身という学閥のせいだという。慶応では福沢諭吉以外の人間を「先生」と呼んではいけない不文律があり、福沢信者である事を半ば強制される。佐高もまたその例外ではなかった。この学閥問題はそれ以外にも佐高の言論活動に大きな影響を及ぼしていて「佐高は日経の社長は批判出来るが、産経の社長は批判出来ない」とかつてよく言われていたが、これは当時の産経新聞社長・住田良能が同じ慶応出身だったからである。この住田社長というのはそれでなくても右翼だった産経新聞をさらに極右紙に変えた立役者と言われており、新しい歴史教科書をつくる会の連載を始めたのも住田であった。そんなのとベタベタの関係? やっぱ佐高って駄目だよ。ケジメがなさすぎる。

大体、佐高は弁護士の内田雅敏ともベタベタの関係で、内田が悪名高い「花岡・西松和解」で強制連行被害者を騙した時もそれに好意的だったのだから。おまけに内田が当時の西松建設社長や最高裁判事と実は裏で内通していたという事実を後に堂々と誇らしげに公言しており、佐高には強制連行の歴史やその被害者に対して悪びれる様子がカケラもなかった。もっとも内田雅敏弁護士が被告企業や裁判所と内通していたという事実自体は腹立たしくも重要な証言であり、佐高がこのように「口を滑らせた」事にはある意味で感謝すべきかもしれないが。

このように、かつて噂の真相誌上アンケートで人気ナンバーワン執筆者に選ばれた事もある「反権力評論家」の醜悪で無様な晩年とその実態を見ていると本当に不快感しかないのだが、その中でも特に筆者が腹立たしく思うのが、アフガニスタンの中村哲を引き合いに出して「軍隊は有害無益」とかなんとか言う事だ。佐高はあの高世仁と一緒に「中村哲という希望~日本国憲法を執行した男」なんちゅう本まで出していたのだから。言うまでもなくこの高世は有名な反北朝鮮ジャーナリスト(デマゴーグ)であり、北朝鮮報道で垂れ流してきたデタラメは数知れない。ちなみに佐高はこれ以外に辺見庸とも近しい関係であり、辺見もまたバリバリの反北朝鮮・反中国・反ロシア派である。類友なのであろうが、佐高の周りには朝鮮共和国・中国・ロシアという「日本の三大仮想敵国」への敵意をみなぎらせた輩がとにかく多い。しかもみんな揃って自称「護憲派・平和主義者・軍拡反対派」なのだから、タチが悪過ぎる。

佐高や高世のような輩が中村哲やアフガニスタンの事を引き合いに出して「軍隊は無責任で国民を守らない」という事ほど、汚らしいやり口はないと思う。2021年8月30日(米軍撤退)以前のアフガニスタンがどういう状態であったのか? 米軍がずっと占領支配していて、住民をテロリストの仲間呼ばわりして殺したり拷問するのは当たり前、首都の傀儡政権は腐敗と汚職の限りを尽くしていた。アフガニスタンをあんなにしたのはアメリカ帝国主義ではないか。この最大の元凶たる米帝軍隊をどうやったら追い出せるのか? 結局は武力による抵抗運動しかなく、実際にそうなった。あの時アメリカがあわくって逃げ出す無様な姿を世界中の人間が目撃している。かつてベトナムから命からがら逃げ出したのとそっくりなあの光景を。反戦平和運動が当時のアフガニスタンについて言うべきは「米軍は出て行け」「タリバンとアフガン人民の闘争を断固支持する」でなければならなかった。それが「軍隊は有害無益」だって? 何言ってんの、こいつら? 誰に向かってそんな口を利いているの? 仮に米軍に対してだけ「軍隊は有害無益」と言うなら分かる。ところが佐高や高世は相手を特定せず「軍隊は有害無益」と言うばかりである。これは米軍(と傀儡政権)に対してもタリバンやアフガン人民に対しても等しく「軍隊は有害無益」と言っているようにしか聞こえない。米軍に虐殺されてるアフガン人民の側にまで「武装解除」を要求する佐高信や高世仁といった「護憲派」って一体何? こいつらの言う「軍隊は有害無益」なる標語、米帝側もアフガン人民側も等しく批難している訳で、結局はアメリカ帝国主義を応援する結果にしかなってない。それを正当化してごまかす為に「中村哲さんは井戸を掘り、暮らしを立て直して平和を築こうとした」と中村哲の事を都合良く持ち出して正義の味方ヅラする。中村哲を一番冒涜して、自分らに都合良く利用する事しか考えていないのは、佐高や高世らの方ではないのか。
ちなみにキツイ事を言うようだが、中村哲のやり方だけではアフガニスタンを解放する事は出来なかったという事も認識しておかねばならない。中村の活動自体は評価に値するし、本人も現地住民に深い愛情を持って接していたと考えられるが、飽くまで外国の人道支援助っ人である。アフガニスタンという国を解放した最大の力はタリバンとアフガン人民の武装闘争なのだ。つまり中村やペシャワール会の活動というのはどこまで行っても補助的なポジションというか対症療法でしかなく、米軍を追い出さねばアフガンに真の平和と解放は訪れないし、アメリカの占領状態のままでは中村らの活動も最終的には徒労に終わる。中村哲という人を過大評価し過ぎる事は、当のアフガニスタン人民にとって逆効果であろう。佐高や高世らのように抽象的な「軍隊は有害無益」という標語でアフガニスタン人民の反帝民族解放闘争を卑下・否定・黙殺してアメリカ帝国主義の肩を持ち、それをごまかす為に中村哲を都合良く利用するのがどれだけ邪悪で余計なお世話である事か! そして言うまでもなく、「日本国憲法」などアフガニスタンの平和と民族解放と人民生活再建に何の関係もないし、何の役にも立たなかったという事だ! 佐高や高世らが中村哲とペシャワール会の活動を自分らの主義主張に都合良く勝手に引っ張り出し、自分らのシノギにして食い物にする。これは日本のテレビ局がよくやる「日本しゅごい番組」の亜流でしかない。
ちなみにこの「侵略者側の暴力も抵抗運動側の暴力も等しく叩く」という手口を日本でやりだしたパイオニアは、おそらく柳宗悦辺りではないかと思う。柳も3.1独立運動について日本軍警だけでなく、朝鮮人側が自衛・抵抗する為にやむなく振るった暴力も「等しく」批難していた。今の佐高信や高世仁と同じである。柳にせよ佐高にせよ高世にせよ、これはオリエンタリズムそのものだ。

佐高信という絶望~日本国憲法を欧米日帝国主義に奉仕させた男

こういう言い方がぴったりであろう。
抽象的・漠然とした「軍隊は有害無益」なる言葉ほど有害なものはない。世界中を見てみるといい。アフリカはサハラ砂漠以南のサヘル地域では旧宗主国のフランスに対する抵抗運動が激化し、マリ・ニジェール・ブルキナファソといった国々では次々に左派民族主義的な軍人達によるクーデターでフランス軍が追い出された。これらの国々では武力によって民族解放が成し遂げられたのである。これらの国々に対して「軍隊は有害無益」とか言ってみろという話なのだ。もちろんそんな事を現地で言ったら「フランス帝国主義のイヌめ」とばかりに袋叩きにされるだけであろうが。「軍隊は無責任で国民を守らない」どころか、これらの国々では軍隊こそが人民を解放して守ったのだ。佐高や高世のような「日本の護憲派」の最悪な所はまさに「最初から人を殺して侵略・略奪する事を目的とした帝国主義の軍隊・武力」と「侵略者を追い払い、自国・自民族を解放する事を目的とした軍隊・武力」を区別しない所にあろう。結果、帝国主義に利する。
かつて日本帝国主義が侵略した国々、朝鮮半島も中国もベトナムも全て武力によって解放された。それ以外にどんな方法があったというのか。実際に佐高ら日本の護憲派やリベラルは、日帝侵略被害国の武力による解放という史実を徹底して黒歴史扱いする。この点では安倍晋三やつくる会のような右翼勢力と何の違いもない。朝鮮人民革命軍・中国共産党軍・ベトナム解放軍・ソ連赤軍など日帝からアジアを真に解放したこれら勢力を、日本人の多くは右翼左翼問わず徹底して歴史から抹消する事に務めてきた。歴史修正主義・歴史修正作業というのは右翼だけの専売特許ではない。左の側からの歴史修正主義というのも厳然と存在する。この手の連中が「日本を罪しない、罰しない」という、朝鮮民族の側から見て独立運動史上最悪の汚点でしかない3.1独立宣言を「いまこそ学びたい非暴力の精神」とやたらに持ち上げる理由も、こうした背景を考えれば容易に理解出来よう。その行き着く先が憲法9条を帝国主義の補助に捻じ曲げて悪用した、抽象的な「軍隊は有害無益」論だ。佐高ら日本の左派・リベラルがウクライナ事態でロシアの事をボロクソ攻撃するのは、これの典型例である。

ロシアの対ウクライナ特別軍事作戦、あれはウクライナのネオナチ人種主義勢力に虐殺されてきた東部4州の住民を解放する戦争だ。筆者のような一介の朝鮮人の目には、日本軍を撃退して朝鮮半島を解放したソ連赤軍(と抗日パルチザン)と大いに姿がダブる。あるいはベトナム戦争で北ベトナムに援軍を送った朝鮮共和国の「抗米援越」戦争にも。2014年のマイダンクーデター以降のウクライナは完全に欧米帝国主義NATOの傀儡政権であり、ロシア攻撃の為にでっち上げられた現代版満州国そのものであった。サヘル地域はじめとするアフリカはもちろん、西アジア(いわゆる中東)や南米など欧米帝国主義の侵略被害に遭ってきた国の人々はそうした本質を見抜いており、故にそうしたグローバルサウスの国々はこぞってロシアを支持したのである。ロシアがウクライナネオナチ政権とそのバックの米NATOをコテンパンにやっつけて、グローバルサウス諸国の人民達はどれだけ勇気付けられ感動し、実際に決起した事か。それが今やアメリカ一極覇権の国際秩序そのものをひっくり返したのである。ロシアとプーチンこそ現代における植民地解放に最も寄与したと言って良い。逆に佐高信は欧米日帝国主義に奉仕し、植民地解放妨害に最も協力した日本人の一人ではないか。まさに日帝本国人そのもの!


最後にもう一つ指摘しておきたいのは魯迅についてである。佐高信は自身が魯迅支持者であり、彼から大いに影響を受けた、彼の作品や思想は素晴らしいみたいな事を言うが、こいつどのツラ下げてそんな事を言ってるのかと思う。
魯迅が強く批判した事の一つが二股や機会主義であった。これは「二重観念」という言い方も出来よう。当時魯迅が生きた時代の中国で言えば、外国の文物を学びながら同時に「守旧思想」である孔子を特別に崇拝したりする事だ。あるいは政治革新の当為性を説きながら同時に王政復古を主張したりする。こうした言ってる事やってる事の矛盾というか二律背反、要するにどっちつかずで革命側と朝廷側のどちらが優勢になっても保身だけはしたいという二股・機会主義、こうした「二重観念」を魯迅は最も嫌い、批判した。
佐高信はどうなの? 魯迅を「師」と崇めているはずの佐高の言動は? 

佐高は表向き天皇制に対して批判的な事を言う。が、一方で母校慶応大学の福沢諭吉神格化、すなわち「慶応のミニ天皇制」については批判するどころか極めて従順である。

佐高は表向き原発に対して批判的である。が、一方で原発推進派の寺島実郎といつも仲良く対談したりしている。

佐高はこれまで田原総一郎を何度も批判していた。が、その割には何事もなかったかのように頻繁に田原と仲良く対談したりしている。

佐高は日本の軍拡に反対しているかのようなそぶりをしているが、その一方でロシアとプーチンを徹底して攻撃・悪魔化する言論活動で、結果的に日本の軍拡化を幇助している。「ロシアの脅威」も日本政府の軍拡化の口実なのだが。

佐高は「ガザに停戦を」とか何とか言ってパレスチナの味方のような振りをしている。が、一方でウクライナ加油のウク信でもある。ウクライナとイスラエルはどっちもアメリカの傀儡であるナチズム・ファシズムのジェノサイド国家であり、そのどちらか片方が善でもう片方が悪などというのは論理的にあり得ないのだが。流されやすいんだろうなと思っています

佐高は安倍晋三や日本に対しては「あの戦争(第2次大戦)は負けてよかった」と言うくせに、ゼレンスキーとウクライナ、あるいはバイデンとアメリカに対しては「あの戦争(ウクライナ戦争やイスラエルの蛮行)は負けてよい」とは言わない。絶対に! ウクライナ戦争が太平洋戦争以上に無謀で大義のない戦争なのは明らかだというのに!

かつて新しい歴史教科書をつくる会が関東大震災時の虐殺から朝鮮人をかばった警察署長の事を都合良く取り上げて「日本しゅごい」とばかりに政治利用するのを、佐高は批判した事がある。が、他ならぬ佐高自身が後にアフガニスタンにおける中村哲の活動を都合良く勝手に取り上げ、「日本(国憲法)しゅごい」とばかりに政治利用して飯のタネにしていた。


佐高の言動は「二重観念」だらけである。佐高信は魯迅主義者としても完全に終わっているばかりか、魯迅の名を口にするのもおこがましい。佐高のごとき輩が魯迅を追従する事自体が「二重観念」そのものである。

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韓国の選挙どーでもいい

・韓国の選挙は「超クソゲー」

しかし韓国の選挙は酷いものだなと思う。これは4年前に選挙制度が大きく改悪された事が大きい。今の韓国の総選挙は「小選挙区制比例準連動制」というやり方になっており、極端に端折って説明すると、選挙区で多く議席を取った政党は比例の割当が少なめになるという方式だ。これは保守二大政党(国民の力と民主党)以外の弱小政党にもある程度議席が確保出来るようにしようという事から始まったという。が、しかし…。

【保守二大政党向け韓国総選挙攻略法】
選挙区で議席が多いと比例の議席が減る? 心配する必要はない。以下のやり方で多数の議席確保が可能だ。
1)「衛星政党」を作る。もちろんそれが母体政党(国民の力または民主党)の「衛星政党」である事は有権者にちゃんと分かるよう周知させる。
2)その「衛星政党」は選挙区に候補者を立てず、比例にだけ候補者を立てる。
3)投開票。その「衛星政党」は二大政党の衛星政党なのでこれまで通りの得票を獲得し、選挙区の候補がゼロなので比例の議席をごっそりいただける。これで保守二大政党はこれまで通り選挙区でも比例でも議席の大半を獲得出来る。
4)選挙後に「衛星政党」を母体政党に吸収合併する。こうする事で現行の比例連動性でも保守二大政党が独占的に議席獲得可能。

…こんな馬鹿な選挙制度を考え出したのはどこのどいつだと言いたくなるが、2020年以降の韓国の総選挙は本当にこれだけデタラメなやり方なのである。欠陥制度そのもの。弱小政党にももっと議席が取れるようにという事から始まった出て来た制度らしいが、実際にはさらなる二大政党への議席独占を生むだけの結果に終わった。韓国の現行選挙制度をビデオゲームで例えれば、まさに「超クソゲー」そのもの。ろくに難易度調整やデバッグをせず市場に出してしまった挙げ句、とんでもないバグの裏技が発覚して無茶苦茶な攻略が可能になった、そんなゲームと言ってよいであろう。これがビデオゲームであれば作ったメーカーが不評を買ってそれで終わりだが、一国の国会議員を決める選挙となればそうはいかない。実際に韓国の政治はこの制度のおかげでとんでもなく酷い事になってしまった。
日本の政治が特に酷くなったのは、衆議院が小選挙区になってからだというのは多くの人達が認める所であろう。これで自民一強が固定化し、野党が選挙区で勝つのが難しくなった。選挙費用も低く抑えられると言いながら実際には余計に金がかかるようになり、死票も激増した。西欧型自由選挙において、選挙制度の改悪というのはこれほどまでに深刻な政治の悪化をもたらす。韓国も以前は日本の衆議院と同じ小選挙区比例代表並立制で、これのおかげで国民の力と民主党の保守二大政党体制が固着して様々な弊害があった所へ、追い打ちかけるようにもっと酷い準連動制が始まってしまった。選挙区だけでなく比例の議席の大半も保守二大政党がかっさらうので、ますます弱小政党の食い込む隙間がなくなってしまったのである。これで過半数をはるかに上回る議席を獲得した当時文在寅政権の与党民主党は、民生や労働関連の法律をことごとく握りつぶすか骨抜きにし、逆に財閥や大企業に有利な法案はバンバン通していった。ほとんどの日本人はこうした実情を知らないであろうが、あの頃は本当に酷かったよ。もちろん国民の力が後に(少数)与党になっても同じ事をしていたのは言うまでもないが。
連中はこの選挙法案を審議していた時にこうした欠陥に気付かなかったのか? そんな事はない。準連動制のこうしたバグというか欠陥は当時から多くの学者やジャーナリストが指摘していたのだが、ことごとく無視されて法案は通ってしまった。と言うか、こうしたバグがあるからこそ連中はそれに目をつぶって法案を通したと考えられる。だってこの選挙制度さえあれば、国民の力と民主党の保守二大政党で半永久的に第一党と第二党の座を独占出来るのだから! いやまさかね、この21世紀2010年代末に「衛星政党」なんちゅうのが韓国で復活するとは思わなかったよ。だって韓国で「衛星政党」なんちゅうのは朴正煕や全斗煥の時代に「我が国は独裁体制じゃない」という対外的アリバイ作りの為にわざわざこしらえたダミー政党だったんだよ。それがまさか今の時代に復活するとは…。韓国という国を「長い民主化闘争で国民が民主主義を勝ち取った素晴らしい国」みたいに考えている日本人や在日が多い。親韓派はそうであるし、嫌韓派であっても基本的には「韓国民主主義」そのものを否定することはまずなかろう。だがそれは大いなる幻想に過ぎない。実際の韓国は素晴らしい民主主義国家どころか、朴正煕・全斗煥の70年代80年代独裁政権のレベルにまで退化したのだ。しかもこの選挙法改悪を成立させた議員達というのは、党派を問わずかつて独裁政権の時代に大学で民主化闘争をやった世代(というだけでなく、実際の運動経験者多数)なのだから。かつて独裁政権に反対してた奴らが、今や国会議員になって朴正煕や全斗煥とおんなじ「衛星政党政治」をやり出したのだから。
サイテー以下に成り果てた選挙制度のせいで、韓国の政治がますます酷くなる事だけは間違いない。今回の選挙結果でどの政党が勝とうとも、韓国社会が持たざる労働者人民にとって悪くなる一方なのは100パー折り紙付きである。


・오합지졸 烏合之衆 a rabble うごうのしゅう

現行韓国選挙制度が及ぼした悪影響の一つとして、市民社会や一部の真面目だった弱小政党を腐敗させたというのがある。とりわけ民主党は比例衛星政党の候補として市民・社会運動団体の人間を引き入れるという事をやり始めた。前回2020年の時の代表例が正義記憶財団の尹美香であろう。今回の選挙では民主労総の元委員長だの民弁(民主社会の為の弁護士会)の事務次長だのが、さらには朴槿恵政権に潰された旧統合進歩党の流れを汲む進歩党もまた比例候補を民主党の衛星政党に合流させて立候補している。
前回選挙で筆者が最も失望した候補が尹美香だったのだが、この女は選挙に出た途端日本に妥協的で右傾投降主義な事ばかり言い出した。「自分は反日じゃない」「日韓共に平和な社会を作って双生の政治を」「文在寅政権の対日政策と自分達(挺隊協・正義記憶財団)はそう違わない」みたいな事を口走っていたのだから。文在寅政権は日韓慰安婦合意の破棄はおろか選挙公約だった再交渉すら早々に放棄したのに、自分らはそれと同じだと? 挙げ句の果てには「自分らは衛星政党じゃない」だよ? 何考えてんの? 挺身隊や性奴隷にされた女達の無念を晴らすのではなかったのか。日本国家に法的責任と賠償を求めるのではなかったのか。帝国主義侵略に反対するのではなかったのか。民族主義ではなかったのか。その為には「日本を絶対に許さない」という一線だけは絶対に譲歩してはならないはずだ。かつて朝鮮民主主義人民共和国に呉振宇という軍の高官がいた。日帝時代に金日成の満州抗日パルチザン部隊で戦った革命家だったが、この人は自分の妹が日本軍につかまって従軍慰安婦にされたという悲運にみまわれた人でもある。呉振宇は生涯日本を深く恨み「私は日本の奴らを絶対に許さない」と語っていた。さすがに民族解放闘争で日本軍相手に生きるか死ぬかの戦いをやった人達は違うと思うが、対する尹美香はどうなのか。日本と双生? それも国会議員の椅子を目の前にして、日本に投降するような口を利く? こんな腐敗堕落した奴がどこにいるのか。尹美香と正義記憶財団は今でも日本のネット右翼から「反日」だなんだと攻撃されるが、実際には全く違う。今の尹美香は日本のネット右翼に攻撃される価値すらないクズだ。
今回の選挙で民主党の衛星政党から出た候補も尹美香に負けず劣らず酷いもので、民弁の事務次長である李周禧という弁護士がその一例だ。この李周禧弁護士という女性は学生時代にバリバリの民族解放派で、反米運動で積極的に活動し、弁護士になった後も国家保安法反対運動をやっていたという。旧民主労働党から立候補した事もあった。こうした経歴を見ると実にあっぱれと言いたくなるのだが、しかし…。この女は今回の選挙で民主党の衛星政党から立候補してしまった。民主党ってアメリカべったりの政党だよ? あれだけ大量の議席がありながら、国家保安法を全く廃止しようとせず、それどころか「廃止は時期尚早」とか言ってた政党だよ? そんな政党から立候補とか、あんたこれまでの活動は嘘だったのか。さらに言うと、李周禧弁護士が事務次長まで務める民弁は「衛星政党は違憲」というのが公式的立場なのである。そこまでして議員になりたいのか。何とあさましい。かつて反米闘争や国家保安法撤廃の闘士だった女が、今やただの「国会議員になろう系弁護士」に成り果てた。本来ならば李周禧は懲戒ものであろう。だが肝心の民弁の態度もフラフラしていて、会長自身が民主党にベッタリな上に「李弁護士が衛星政党の設立に参加した訳ではない」と苦しい言い訳ばかりである。韓国の選挙制度改悪によって、民弁もまた日本の東京弁護士会などと同じ堕落道をたどったようだ。
今回の選挙で李周禧以外にも過去に学生運動で反米活動や親北傾向があったとされる候補は何人もおり、中にはそれを朝鮮日報などの保守極右メディアにバッシングされて候補辞退した者もいた。今回の選挙の隠れた争点は「反米狩り・従北狩り」であったと言えるであろう。だがそうした候補についてはある意味さほど心配しなくていい。民主党の衛星政党や祖国革新党などから立候補するという事は、李周禧同様その者達が「反米」をやめたという事なのだから。日本敗戦によって「反米」からアメポチに大転向した倭王裕仁や岸信介や賀屋興宣みたいに。もちろん李周禧らかつての韓国運動圏と裕仁ら日帝の領袖どもでは「民族自決・民族解放としての反米」「帝国主義勢力同士の縄張り争いとしての反米」という大きな違いがあったが、いずれも「ボコボコにいわされてアメポチに大転向」という結果が全く同じであった。こういう奴らほど新しい御主人様、すなわちアメリカ様に絶対的忠誠を尽くすものである。李周禧ら韓国の旧運動圏出身者どもは要するに「左の岸信介(笑)」な訳であり、こいつらが当選したらどんな政策や法案に賛成するか、今からある意味で非常に楽しみだ。少なくとも韓米相互防衛条約や駐韓米軍に絶対反対しないのは目に見えていよう。
酷い選挙制度が韓国の市民社会の腐敗を一気に加速させたと思う。かつて真面目な活動家だったのが、みんな議員の椅子に目がくらんで烏合の衆に成り果てた。

祖国革新党? あれは言及する価値もないよ。政策見てみたら抽象的な話ばっかりで、具体策なんにもなし。あんな政策だったら日本の自民党や維新だって打ち出せるよ(笑)。こんなのをイチ推ししている「日韓連帯派」のバカでマヌケな日本人が現実に存在する…。


・要するに

この記事を書いている途中、ニュースで韓国の総選挙は汎野党で200議席に達しそうだという。連中の言っていた「尹錫悦審判」が現実になりそうな情勢だが、だからといってこれで韓国が良い社会になる可能性は限りなくゼロに近い。これだけ議席があれば尹錫悦を弾劾出来る可能性は十分にあり、それで新たに大統領選挙が行われれば、現状では民主党の李在明が次期大統領に当選する可能性が一番高いであろう。しかしながら李在明は日本で言われているイメージとは違い、物凄い右翼反共主義者で北の事も大嫌い、韓米同盟は宇宙よりも重いという親米派だから、要するに選挙後も韓国という国は何も変わらないという事だ。向こうの持たざる民、労働者や農民達はこれまで通り貧しい暮らしで、財閥・大企業・富裕層だけがこれまで通り肥え太る世の中が続く。朝鮮共和国との関係改善はおろか、ますます対立は激化する。
はっきり言うが、野党がこれだけ議席を確保しても、国家保安法は撤廃されないし、労働者や農民の生活環境改善の為の法律は何一つまともに成立しない。北南関係は改善しない。軍事費はさらにうなぎ上りに激増し、対米従属はますます酷くなる。それだけは保証出来る。
日本のマスコミでは「日韓関係はどうなるのか」みたいに早くも言われ始めているが、そんなのはほとんど問題ではない。問題は韓国と日本という犬コロが、どれだけアメリカ様に忠誠を誓って忠勤に励むかだろうが(笑)! この点に関して言えば今まで通り、いや、これまで以上に韓国はアメリカ様に滅私奉公する事になるであろう。ウクライナ支援や、来るべき台湾紛争への参戦準備など、韓国(尹錫悦が生き残るにせよ、政権交代するにせよ)は今回の岸田訪米に負けじとさらなるアメポチぶりを発揮することになる。

選挙で野党が勝っても世の中何も変わらない。今回の韓国の選挙でその事を嫌というほど思い知る事になるであろう。みなさん覚悟はよろしいか?

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「済州4.3」は終わった

もうそのように断言しちゃって良いのではあるまいかと筆者は最近考え始めている。全くもって、近年の済州島と4.3事件関連運動界隈というのは酷い有様で、これではあの時の虐殺被害者達や民族的良心に従って南朝鮮単独政府に反対した人々が全く浮かばれない。

1948年に南朝鮮単独選挙に反対する闘争から始まった4.3虐殺事件の仔細については詳しく解説しているサイトがいくらでもあるので、ここで多くは触れない。虐殺を実行した軍警や西北青年会には多くの親日派が含まれており、それを指示した李承晩もかつては表向き「独立運動家」の看板を掲げてはいたが、その政権は親日派との妥協によって成立していた。もちろんこれらのバックには南朝鮮を占領していたアメリカがおり、アメリカこそ隠れた4.3虐殺事件の最高責任者であったとも言える。
4.3事件は単独選挙・単独政府に反対した義挙として、同時にそれを踏みにじったアメリカと李承晩と親日勢力の残虐さから、今でも多くの歴史的教訓を与えてくれている。しかしながら最近ではそうした「済州4.3の精神」を毀損するような事が、それも当の済州島の地方自治体及び4.3事件関連の記念事業や記録活動をしている「市民社会」側から起こっているという事をどれだけの人間が知っているであろうか。

今の「4.3界隈」がどういう問題行動をしているのかというと、一言で言って「欧米帝国主義&ナチス陣営への帰依」という事に尽きる。ウクライナ事態以降の「4.3界隈」って凄いよ。もう済州島を挙げて「スラバウクライニイイイイイッ!」「ウクライナ加油・暴露膺懲」「プーチンは殺人鬼」の大合唱だ。「4.3界隈」って、今やすっかりNATOやウクラネオナチの下請けみたいになってしまっている。いや、これは「4.3界隈」だけじゃなくて韓国の市民・社会運動の「業界」全体がそうなんだけれどね…。

それを特に象徴する例をいくつか御紹介しておきたい

2022年2月28日に駐韓ロシア大使館前でウクライナ侵攻に抗議する市民・社会団体の集会と記者会見が行われた。その時発表された記者会見文では一応申し訳程度に「西側も軍拡を中断せよ」みたいな事が書かれてはいたが、それ以外の部分は基本的に全て「ロシアが悪い」のトーンで一貫していた。アメリカが仕組んだマイダンクーデターによるネオナチ政権誕生、ロシア語やロシア文化の禁止、ゼレンスキー与党以外の政党の禁止、ドンバスなど東部でのロシア系住民に対する迫害と虐殺などについては一切言及なし。「ロシアのウクライナ侵攻は、数年間平和的合意を通じてウクライナ問題を解決しようとしてきた国際社会の努力を無視する仕打だ」という部分に至っては、どこの平行世界の話をしているのかと言いたくなるデマ話であった。ミンスク合意をウクラと西側が破り続けた事実を見ても分かるように、現実と180度逆。もちろんこの「国際社会」なる聞きなれた単語が何を意味しているか、みなさんには言うまでもあるまい。そしてこの賛同団体の中には済州4.3記念事業委員会や済州平和人権センターといった4.3事件関連の活動をしている団体が含まれていた。
(ただし韓国カトリック教会は上記記者会見後の4月3日に4.3事件追悼ミサを行い、そこでウクライナ事態について「マスコミ報道のようにロシアとウクライナの戦争のように思われているが、実際はロシアとアメリカの戦争」であるとズバリ指摘しており、「何でもロシアとプーチンが絶対的に悪い派」である他の「市民社会」とは一線を画すスタンスを見せている。後のローマ法王の言動もそうだったが、カトリックのウクライナ事態に対するスタンスは微妙なものがあるようだ)

2022年4月に済州国際平和センターという施設でウクライナ首都キエフ市の一日を記録した写真展が開催された。これは要するに「ロシアの残忍な攻撃でいかにキエフは悲惨な目に遭ったか」をプロパガンダする写真展なのだが、この展示会のハイライトはそうしたつまらない写真ではない。元ボクシングチャンピオンで現キエフ市長であるビタリ・クリチコがこの写真展に応援メッセージを送ってきた事であろう。曰く「我々は絶対に諦めないでしょう。我々は立ち上がるでしょう」と。ボクシングの世界では有名な話だが、クリチコはかなり過激なネオナチである。ウクライナのネオナチとはすなわち、自分らウクライナ人は「アーリアンスラブ」という優秀な人種であり、ロシア人やポーランド人といった他の「下等なスラブ人」は人間以下のケダモノだから絶滅させるべきという例のアレだ。「平和の島」を自称して4.3事件の惨劇を世に伝える済州島に、虐殺者ステパン・バンデラの後裔であるウクライナネオナチが応援メッセージを…。

この他にも地元の小学生まで動員して「ウクライナに平和を」みたいな催し物をやったり、ウクライナ大使館に「平和のメッセージ」を送ったりと、この2年ほど済州島ではこうした「ウクライナ加油イベント」がひっきりなしに行われてきた。

もうね、何と言うか、4.3闘争の精神というか歴史的意義というのがこれほどまでに踏みにじられたのは初めてではないかと。
4.3事件って日帝植民地支配や米軍の南朝鮮占領がなければおこらなかった事件だよ。米日帝国主義に重大な責任がある事件なのだが、そのアメリカ帝国主義が引き起こした近年最も汚い戦争であるウクライナ戦争に、「4.3界隈」がアメリカの側につくだって? こんな矛盾がどこにあるのか?
4.3事件ではおびただしい民衆が「アカ」だという事で殺された。2014年のマイダンクーデターでウクライナがネオナチの国になり、東部4州で何が起こってきたのか? ロシア系住民に対する虐殺だよ。しかも今のウクライナでは共産党も非合法化された。「アカ」は殺されるか牢屋に入れられるのである。4.3事件当時(今の韓国もだが)のように! 4.3事件と同様の虐殺と赤狩りが現在進行形のウクライナと、済州島地方自治体や「4.3界隈」が連帯する? この人達、自分が何をやってるのか分かってるのか? 
それ以前にウクライナで実際に何が起こってきたのかを全く分かっていないではないか。4.3事件は韓国では長らくタブーとされて話題にする事も出来ない時代が長く続いたが、ウクライナにおけるロシア系住民の虐殺や迫害、共産党の非合法化と弾圧といった事実もまた西側主流メディア(MSM mainstream media)では報道管制が行われて多くの人の耳に届かない状況がかなり続いた。おかしいと思わないのか? 本当の事を知ろうとする努力を全くしていない。
はっきり言って、ウクライナ事態を4.3事件になぞらえて考えれば、東部4州のロシア系住民や共産党はじめとするウクライナの野党こそが4.3事件の虐殺被害者や単独選挙に反対した人々であり、ウクライナネオナチ政権は李承晩政権、アゾフ部隊などのネオナチバンデラ主義者は親日軍警と西北青年会、米NATOはそのまま米占領軍という事になる。その4.3事件の真相や歴史的意義を後世に伝えて記念事業やってるという奴らが、虐殺者李承晩政権と同じポジションにいるネオナチ反共国家ウクライナを応援する? 「平和のメッセージ」まで送って? 次の一言しか出て来ない。
「미친 놈! (狂った奴め!)」

今の済州島と「4.3界隈」というのは欧米日帝国主義陣営、すなわち西側帝国主義・ファシスト・ナチス陣営の最下層構成体に過ぎないと言っても過言ではあるまい。かつて日本帝国主義の植民地として呻吟し、解放後に新たな帝国主義占領に抵抗して統一と民族自決を求めてきたはずの4.3の闘争と精神が、一体どこでどうしてこうなってしまったのか? アメリカによる準植民地状態、歴史的無知、「アカは殺せ」という韓国の反共ファシズム体制と国家保安法などなど…。そうした中で多くの韓国人が「経済発展と民主化を同時に成し遂げた」と自惚れて「想像白人」と化した事も大きいと考えられる。「我々も西側」「我々もG7」と。

済州島(道)という地域そのものにも大きな問題があろう。
済州島の自治体は何かと言うと自らを「平和の島」などと言うが、この島が真に「平和の島」だった事など日帝植民地時代から今にいたるまで一度もなかったのではないか。日帝時代には中国侵略拠点となる日本軍飛行場が作られ、解放後は4.3事件虐殺。朝鮮戦争後は海軍基地(一応韓国軍基地だが、米軍は韓国軍基地を好きなだけ使う事が出来るので事実上米軍基地でもある)が地元住民を弾圧して建設された。この海軍基地は朴正煕政権が発案し、盧武鉉政権が建設を決定し、朴槿恵政権が完成させ、そして文在寅政権が地元住民達を「経済振興」すなわちゼニで黙らせた。朴正煕とその後継者である朴槿恵、盧武鉉とその後継者である文在寅。すなわち「独裁政権」と「民主政権」が代わる代わる交代で推進して完成させたのが、悪名高き済州江汀村の海軍基地であった。特に文在寅が江汀村住民をゼニで黙らせた際に言ったセリフを絶対に忘れてはならない。「ハワイを見よ。ハワイには世界最大の海軍基地があるが、平和の島として繁栄を享受してる」と。ハワイがどれだけ凄まじい「基地の島」であるか、少なくとも反戦平和運動を多少なりともやった事のある者で知らない奴はモグリである。日本の親韓派達の多くが「民主主義の神様」のように崇め奉る文在寅は、そういう妄言を吐いていたのだ。済州島をハワイみたいに! 世界最悪の「基地の島」であるハワイみたいに!
こうした歴史を見ると次のような疑問を抱かずにはいられない。「韓国民主化運動とは何だったのか」「独裁政権と民主政権の違いとは何なのか」と。
さらに言えば、今の済州島は韓国でも特に外国人労働者に対する人権侵害が酷い地域として知られている。済州の主な産業は観光で、その為のホテルや道路といったインフラ施設の建設・整備、名物である海産物の漁といったきつい「3K労働」を担っている、そのほとんどは出稼ぎ外国人労働者なのだ。長時間・低賃金労働の新自由主義政策が酷い韓国だが、それが外国人労働者となるともっと酷い。まるで奴隷のように扱われて安い給料でこき使われ、仕事中に大怪我したりするのはしょっちゅうである。基地を作られたり陸地(륙지 済州島から朝鮮半島本土を指す)の一部から差別されたりといった「可哀想な地域」というイメージが強い済州島だが、何の事はない。地元の人間だって自分らより「下層」の外国人労働者を長時間・低賃金労働でこき使い、差別して酷い人権侵害をしている。何て日本にそっくりなのであろうか! こういう地方自治体がネオナチ国家ウクライナを熱心に応援するようになるのも、何となく分かるような気がするではないか。4.3事件を追及する資格を自ら投げ捨てているのが済州島と「4.3界隈」なのである。
こうした歴史や事情を何も知らず、この島で物見遊山を満喫し、申し訳程度に4.3関連の行事に参加して「自分は韓国を理解し、植民地時代や4.3事件の知識もある良識派」のようなツラをする意識高い系左派日本人、下手な右翼よりも腹が立つ。あんな外国人労働者への人権侵害が横行する観光地、ボイコットするのがまともな神経であろう。最低限、無権利状態に置かれた外国人労働者達に対する思いやりや憐憫の情を見せるべきではないか。でも「日本を罪しない・罰しない非暴力精神大好き派」の意識高い系日本人は、絶対にそんな事はしない。
済州島は日帝時代から今に至るまで「平和の島」であった事など一秒たりともなかった。そしてこれからも真に「平和の島」になれる可能性はほぼないであろう。地元自治体と「4.3界隈」がウクライナ事態であれだけ明確・熱心に西側NATO応援団になる事をショー・ザ・フラッグした時点で、それはほぼ確定した。世界覇権を失いつつあるアメリカはもう何をするか分からない。追い詰められたアメリカがヤケクソになって戦争を起こす可能性が高いのが台湾と朝鮮半島であると言われている。朝鮮半島はもちろんだが、台湾で戦争が起これば済州島など真っ先に最前線となろう。いざそうなった時に「うちは平和の島です。戦争に巻き込まれたくありません」などといった泣き言は通用しない。ウクライナ戦争であれだけ明確にアメリカと西側帝国主義陣営の側に立つと公言したのだから、当然であろう。今のウクライナと同じで、アメリカ様の御為に「最後の済州島民一人になるまで」北か中国相手に「バンザイアタック」するのがこの島に「義務」として課せられるのだ。君達の盟友であるネオナチ市長クリチコ曰く「我々は絶対に諦めないでしょう。我々は立ち上がるでしょう」というセリフと共に特攻だ。そうして将来犠牲になるであろう済州島民の魂はどうなるのかって? いい慰霊場所があるぜ。靖国神社だよ(笑)。

韓国で今回のようなケースは「済州4.3界隈」だけではない。「市民社会」ほぼ100パー近くが似たような状態に陥っている。とりわけ無惨なのは光州関係であろう。光州闘争の記念事業などをやってる団体達もみな凄まじいまでの「ウクライナ加油・暴露膺懲」だ。ひょっとしたら「済州4.3界隈」より酷いかもしれない。今の光州界隈は反北・反中・反ミャンマー軍政・反露の雰囲気が凄まじく、ほぼ帝国主義者・反共主義者・ネオコンに乗っ取られている印象すらある。そういう連中が「俺らはあれだけ激しい戦いで軍事政権に立ち向かい、韓国の民主化を成し遂げた。光州は大韓民国とアジアの民主主義の心臓(笑)なのだ! だから俺達は誰よりも他所の国の民主主義に口出し・介入する権利がある!」とのぼせ上がっているのだから。こういう奴らを我々は他で見た覚えがある。アメリカ帝国主義に何てそっくりなのかと思う。今の光州界隈というのは、民主化闘争に対する矜持や自負心が、後に選民意識や帝国主義やナチズムに変質していった最悪のパターンであると思う。「光州抗争」ゆかりの土地が今ではほとんど「観光地」のようになり、映画化などでエンターテイメント化してしまった事も大きい。さらにそうした「光州民主化闘争」のイメージを自分個人のメシの種や利権にした黄晳暎のような文化人の責任も甚大だ。こんな所へわざわざ日本から行って、一体何を学ぶのかとも思う。
日本の嫌韓ネット右翼は何かと言うと光州闘争済州4.3界隈を「北の手先・アカ」呼ばわりするが、本当に韓国の事を分かってないアホウどもと思う。大昔はともかく今の光州や済州4.3界隈というのは左派・進歩派どころか、おまえら日本人嫌韓右翼なんかよりもはるかに極右で帝国主義的でネオコンでアメリカ様に忠実だよ。現実を認めなさい。悔しかったらおまえらももっともっとアメリカ様に忠義を尽くせ(笑)。

…冗談はともかく、
「済州4.3」は終わった。
「光州5.18」も終わった。

ウクライナ戦争におけるロシアの勝利で世界秩序がひっくり返り、アメリカ一極支配体制は崩壊した。この影響で、第2次大戦後も長らく欧米帝国主義の半植民地にされたり侵略の脅威にさらされていたグローバルサウス(もちろんこれには朝鮮民主主義人民共和国も含まれる!)も決起・解放されつつある。米NATOやナチス王国ウクライナに肩入れするという事は、第三世界の解放にも銃口を向けるという事だ。「済州4.3」も「光州5.18」も、その他韓国市民社会も実際には帝国主義・ファシズム・ナチス陣営の側にいた。いずれも元は米日帝国主義の被害者であったはずなのに…。帝国主義植民地化の被害者でありながら、メンタリティが帝国主義臣民という二律背反。あまりにも韓国らしいと言えば韓国らしい。そのUSA帝国の尻ッペタにくっついて寄生していた「4.3」も「5.18」も、宿主たる帝国の没落と運命を共にする事になったという事であろう。当時の虐殺犠牲者だけが浮かばれない。

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あわてているかと思ったら何も考えていなかった(前編)

先日こんな学習会があったそうな。


https://peace-korea.peatix.com/
3月 2
【会場参加あり】南北平和共存は可能なのか 朝鮮半島のいまを読み解く市民セミナー

(土) 14:00 | オンライン | By コリアNGOセンター
カテゴリー
社会貢献/地域活性ジャーナリズム人権NGOまちづくり国際協力
イベント詳細

 昨年からメディアで報道されているように朝鮮半島の対立、緊張が深刻さを増しています。朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)は昨年末の朝鮮労働党中央委員会第8次第9回全員会議拡大会議で「北南関係は、これ以上は同族関係・同質関係ではない、敵対的な二つの国家関係、交戦国関係として完全に固着した」とし、1月15日には最高人民会議の場で韓国を「第一の敵国、不変の主敵」と規定、南北交流、統一政策をになう政府機関の廃止、憲法改正まで表明しています。これに対して尹錫悦政権は「北朝鮮が挑発してくるなら、我々はそれを数倍にして報復するだろう」、「戦争か平和かを脅迫する従来の偽装平和戦術はもはや通用しない」対抗的姿勢を強めています。
 こうした朝鮮半島の緊張激化は「見えない38度線」に縛れてきた在日コリアン社会にも深刻な影響を与えることにもなりかねません。
 いま私たちは朝鮮半島情勢をどのようにとらえるのか、韓国で活躍する在日コリアンジャーナリスト・徐台教さんをお招きし共に考えます。多数のご参加をお待ちしています。
 
【日 時】 2024年3月2日(土) 午後2時開始
【場 所】 KCC会館(在日大韓基督教会館)大阪市生野区中川西2丁目6-10(MAP)
【主催】  特定非営利活動法人コリアNGOセンター http://korea-ngo.org     
【参加費】 1,000円
【開催方式】対面・オンライン(ZOOM)の併用
     (対面100名・オンライン100名可)
【参加申込】peatix(ピーティックス)
      ※当日会場受付有り
【内容】
 1)講演「いま朝鮮半島をどう見るか」
    講師:徐台教(ソ・テギョ)さん
 2)報告
    郭辰雄(カク・チヌン/コリアNGOセンター代表理事)

<講師プロフィール>
ジャーナリスト。『コリア・フォーカス』編集長。群馬県生まれの在日3世。在韓22年。小学校は朝鮮学校、中高は日本の公立校、大学は韓国で卒業。その後、人権NGO代表や日本メディアの記者として朝鮮半島問題に関わり、15年韓国に「永住帰国」すると同時に独立。主な取材対象は南北関係、朝鮮半島問題、韓国政治、日韓外交、歴史問題など。17年からヤフー個人ニュース(現エキスパートニュース)に300本弱の記事を配信し、過去にNHK、TBS-BS、日テレBSなどのテレビ番組や、TBSラジオ『荻上チキ・Session』やJ-WAVE『JAM THE WORLD』などのラジオ番組に出演。他に『週刊エコノミスト』や『東洋経済オンライン』、『論座』、『世界』などに記事を寄稿。23年からはニュースレター『新・アリランの歌』も発行中。24年夏に南北関係の取材をまとめた初の書籍が日本で刊行予定。


この学習会の講師役である徐台教という記者と、主催側であるコリアNGOセンターについては以前別の機会に批判した事がある。が、改めてこの両者について評価を下すなら、とんでもない食わせ者にして欧米の手先・ウヨ・反共・反北デマゴーグという事につきる。それほど我々在日社会でも札付き・鼻つまみ者の政治的ゴロツキだ。あ、それとこの両者は恐ろしいほどに頭が悪いというか、朝鮮半島の歴史や政治はもちろん国際情勢についてもまともに勉強してない無知な輩どもでもある。デマゴーグ稼業には正しい知識や歴史観など無用。むしろ邪魔でしかないであろうから。

「「北朝鮮帰国者」の記憶を記録する会」というグループがある。要するに「昔北朝鮮へ帰国した在日は、向こうで強制収容所へ送られたり貧乏な暮らしをしてこんなに酷い目に遭うたんやあああああッ! その記録を残さなあかんのやあああああッ! あんな独裁国家を許したらあかんのやあああああッ!」という反北朝鮮の看板を掲げた狂信的極右ファシスト集団だ。それもそのはずで、この会の所在地はアジアプレスと同じビルにあり、さらに呼びかけ人の中に同社大阪代表である石丸次郎の名前がある事から、「記録する会」というのは事実上アジアプレスと一体もしくはダミー団体と見るのが適切であろう。そう、世界最悪の北朝鮮フェイクニュース発信元として馬鹿にされているあのアジアプレスだ。そしてこの「記録する会」の呼びかけ人と賛同人のメンツにはコリアNGOセンターの幹部役員達が3人も加わっている。代表理事を務める林範夫と郭辰雄の二人に、理事の洪敬義だ。こういうバリバリの反北朝鮮団体に、それも幹部3人が呼びかけ人と賛同人に雁首揃えている時点で、コリアNGOセンターというのが政治的にどういう性質の集団か一目瞭然なのではないか。少なくとも朝鮮半島本国に存在する北南両国を対等・公平・平等に扱っている人間集団でない事だけは100パー間違いない。ちなみに「記録する会」の呼びかけ人と賛同人のメンツにはこれら以外にも山ほど問題人物がおり、中でも統一協会とベタベタの関係である田月仙南京大虐殺も強制連行もなかったと主張するゴリゴリの極右歴史修正主義者である三浦小太郎といった、中々に凄絶なメンツがいるのは注目に値する。田月仙なんかがいる時点で「記録する会(と同時に「本体」であるアジアプレスも)」は統一協会とも深い関係なのではないかと疑わせるに十分であるし、三浦のような極右ウェノム왜놈と同じ団体で籍と席を同じくしている在日は従軍慰安婦や強制連行被害者を冒涜する事甚だしい。
こんな激烈反北派・反共主義者・日本人極右植民地主義者のオトモダチ(笑)のNGOが「ワンコリア」とか、馬鹿じゃねェのかという話であろう。コリアNGOセンターがやってたワンコリアフェスティバルなるイベントも儲け主義の事実上商業イベントだと言われて、市民運動の世界ではものすごく評判が悪かった。特にショバ代が高くて、貧乏な善意の市民運動グループが出展しようとしてそのショバ代の高さに仰天してあきらめたという話が多い。あんな主催側の本音(ウヨ・反共・反北・米国追従・親日派・南主導の吸収統一)と建前(朝鮮半島の平和・南北和解・差別反対)の落差が酷過ぎるイベント、出ない方が正解だが。
この郭辰雄や林範夫や洪敬義(総連転向者)といった連中の仕切ってるコリアNGOセンター、とにかく表に掲げてるきれいなタテマエと、連中の腹の中にあるクソ汚い裏のホンネがあまりに違い過ぎて呆れ返る。あんなに酷い二重人格体質というか、ジキルとハイド並みに表の顔と裏の顔が違う集団も珍しいのではないか。
朝鮮共和国に対しては何かあると「人権問題があああああッ!」「核実験糾弾ッッッッッ!」「「人工衛星」と称する飛翔体の発射に抗議するッッッッッ!」「石丸次郎大先生をお呼びして北朝鮮問題を語ってもらうんやあああああッ!」と発狂して、反北朝鮮声明やら学習会やらを開催する。それでいて右翼が総連本部を銃撃したりすると「これは在日に対するテロじゃあああああッ! 日本政府は厳正に対応したれやあああああッ!」などと正義の味方ヅラするが、おまえらだってさんざん核実験や人工衛星発射の時に朝鮮を糾弾したろうが。コリアNGOセンターも民団やアジアプレスなどと同じで、結果的に総連銃撃事件を煽った勢力に他ならない。右翼や日本政府を批判する前に、まずは同胞や祖国の片方(連中は殊勝にも、南も北もどちらも自分らの祖国だと表向きは言っている)に刃を向けたてめえらの言動を反省しろという話なのだ。それ以前におまえらあれだけさんざん反北活動に勤しんできたくせに、心にもない事をよく言えるなと思う。ホンネでは総連が銃撃された事を喜んでいるとしか思えない。
そしてコリアNGOセンターの最も醜悪なのは、このように朝鮮に対しては事ある毎にボロクソ言うくせに、アメリカや韓国や日本が軍事的な悪行をどれだけ働いてもほとんど何も言わない事であろう。朝鮮の核実験や人工衛星にはあれだけ発狂して「朝鮮半島の緊張を高めるッッッッッ! 抗議するッッッッッ!」などと言ってたくせに、韓米(日)軍事訓練については何も言わない。コリアNGOセンターが発表してきた声明文一覧を見ても、韓米(日)軍事訓練に対する抗議声明はただの一つもなかった。駐韓米軍兵士がどれだけ乱暴狼藉働いても一切無視。自然と生態系をメチャクチャに大破壊して住民を暴力的に弾圧して済州島に海軍基地が作られた現代の4.3事件とまで言われてるのに!)時にも、コリアNGOセンターは抗議声明一つ出さなかった。平沢(평택 ピョンテッ)に元から住む農民達を大挙追い出して、そこに480万平米という広大な米軍基地を、それも11兆ウォンも出してアメリカ様の御為に拡大した事にもダンマリだった。THAAD(高高度ミサイル防衛システム)の建設にも全く反対しなかったし、それに反対して警官隊の暴力にさらされた地元民(この為にTHAAD配備地である星州は「韓国の辺野古」と言われている!)についても一切言及がなかった。韓国がウクライナへ第三国を迂回して砲弾などの殺傷兵器を送った事にも、一切批判めいた事を言わなかった。そして最大の諸悪の根源である韓米相互防衛条約(韓米相防)と韓米同盟に対しても、もちろん一言半句も批判や抗議はなし。朝鮮の核やミサイルは「朝鮮半島の緊張を高める」のに対し、米日韓による軍事訓練や軍事基地やミサイルや韓米相防条約には全くそんな心配はいらないらしい。実に都合の良い連中だ。このようにコリアNGOセンターはアメリカ帝国主義を一切批判せず、そればかりか連中はそのアメポチぶりを隠すどころか堂々と誇示しているくらいである。

恐れ多くもアメリカ独立記念日に米国領事館に招待されたッッッッッ! それもNPO関係では我々だけなのだッッッッッ!
恐れ多くも米国務省担当者閣下様が我がコリアNGOセンターに御訪問下さったんやあああああッ!
オバマ大統領閣下様の退任直前に、恐れ多くも我がセンターも招待いただいたのだッッッッッ! 在日外国人としてこのレセプションに招待されたのはうちが初めてなのだッッッッッ!
我がセンターの代表と事務局長が、恐れ多くもアメリカ総領事公邸での記念イベントに招待されたんやあああああッ!
恐れ多くも大阪・神戸米国総領事館の政治経済担当領事閣下様が、我がコリアNGOセンターに御訪問下さったッッッッッ! 今後とも我々は在日米国公館の取り組みに協力していくのであるッッッッッ!
我がセンターは、恐れ多くも大阪・神戸米国総領事館の感謝祭に御招待いただいたんやでえええええッ! キャンプデービッド合意バンザイイイイイイッ! 米国務省様は恐れ多くも、在日コリアンにも関心を持って下さっとるんやあああああッ!

…何なのこいつら。アメリカ様からレセプションに招待されただの、領事館のお偉いさんの誰彼が自分とこを訪ねて下さっただの、挙げ句にはこんな所へ招待された在日外国人やNPOは自分らだけだのと大喜びして尻尾振ってるよ。そして米領事館の取り組みにも積極的に協力するというスタンス…。アメリカ様が在日の事を気に掛けて下さってると舞い上がり、クーバス総領事閣下様(笑)と一緒に写真撮って満面の笑みを浮かべる郭辰雄! 


↑ わしのバックには、恐れ多くもアメリカ様がついとるんやでえええええッ!

アジアプレス石丸次郎と一緒になって朝鮮共和国への「歴史戦」を仕掛ける一方、アメリカ様へは徹底して屈従し、奴隷根性丸出しの超大喜び! 絵に描いたような親米・反共・反北ファシスト! こういう奴らを我々は近年世界中あちこちで見かけた事がある。香港暴徒の親玉である周庭や黄之鋒ら、あるいはウクライナのネオナチなど、アメリカに育てられたカラー革命ギャングどもになんてそっくりなのかと思う。コリアNGOセンターというのは完全にアメリカから「餌付け」されてるとしか思えない。連中の言う「祖国」というのは大韓民国でもない。朝鮮民主主義人民共和国でもない。意外にも日本国でもない。連中が脳内に思い浮かべる「魂の祖国(笑)」とはUSA帝国ただ一つなのだ。「媚米コリアンNGOセンター」に名前変えろよ、おまえら…。朝鮮半島で何か事件や話題があると、郭辰雄がやたらと朝日新聞からコメント求められてしゃべっているのも、「そういう事」なのであろう。朝日新聞って今やすっかり米CIAの出先機関みたいになっちゃってる(NEDの肩書きを隠そうともせず誇示している牧野愛博が最たる例)から、アメリカ様の「傘下」つながりで連係しているのではないか。日本のアメポチ新聞と在日のアメポチNGOのカップリング! まさに日韓仲良くしようぜ! こんなに虫唾が走るほど模範的なアメポチども、見た事ねェ! 韓国の旧独裁政権と日本の保守政権並みの見事な日韓癒着! これでアメリカ様も大喜びだ!(笑)
ちなみにコリアNGOセンターは例の徐京植ともベタベタの関係であった。すでにみなさん御存知のように最晩年の徐京植はものすごいアメポチに堕落・変節していて、コリアNGOセンターとはさぞかし気が合ったのだと思う。まさに「類友」だ!
軍事問題に限らず、韓国で労働者が過酷な労働条件に抗議してストをやったり焼身自殺したり、挙げ句は企業側から「ストによる損害賠償請求」を起こされて自殺者が出ても、コリアNGOセンターはそうした問題には一切批判めいた事を言わなかった。ストをやった労働者に企業側が莫大な損害賠償請求訴訟するのが許されて、しかも裁判所が企業側を勝たせるだなんて、そこまで労働者の人権を平然と踏みにじる事が許されてる国は、世界中探しても韓国ぐらいしかない。農産物の自由化で韓国の農民は酷い事になってるけど、それはどうしたの? 国家保安法は? 徴兵制は? 朴槿恵政権以降、韓国籍の在外同胞までもが韓国での滞在期間次第では徴兵されるという事になったけど、それには賛成なのか? 「北朝鮮の人権」「北朝鮮帰国者の運命」にはあれだけうるさく騒ぎ立てるくせに、何なのこいつら? 南も北もどちらも自分らの祖国じゃなかったのかよ?(笑) 
このように郭辰雄や林範夫や洪敬義らが取り仕切るコリアNGOセンターの本性(ハイド性)というのは徹底して「ウヨ・反共・反北・米国西側帝国主義陣営追従・日本の極右やネオコンとは「同志的関係 by 朴裕河」・南主導の吸収統一・財閥の悪行や資本主義の根本矛盾を一切批判しない」点にあり、表に掲げる一見するときれいな仮面(ジキル性)「朝鮮半島の平和・南北和解・差別反対・北も南も同じ自分らの祖国」といかにかけ離れている事か。そのあまりの落差には本当に吐き気がする。郭辰雄らは事ある毎に「韓国民主主義バンザイ! キャンドル革命バンザイ!」みたいな事を言って自分らが「韓国の民主勢力推し」である事を強調するが、それはこうした西北青年会と比べても何一つ違わない薄汚い右翼反共主義・反北主義的本性をごまかす為の厚化粧・ええ格好しいに過ぎない。もちろん韓国の民主党や祖国革新党(笑)や参与連帯などに代表されるいわゆる「民主勢力」もその実態はもの凄い右翼で、新自由主義と親米・反共・反北主義で利益を得る集団であり、コリアNGOセンターと近しくても全く矛盾はない訳だが。
韓国の「旧独裁政権派」も「民主派」も本質的な違いなどない! どっちもとんでもないアメポチ右翼だよ!

徐台教も酷い無知な上に嘘が多い。こんな輩を「朝鮮半島の専門家」と思い込んでいたりその発言を好意的にリツイート・引用する者は、朝鮮半島の事を何も知らない連中であろう。騙され易すぎる。
徐台教は今から6年前に、ヒューマンライツウォッチ(HRW)が垂れ流した「北朝鮮では性犯罪やセクハラが蔓延している」なるデマ話をSNS上で必死に拡散していた前科の持ち主だ。朝鮮共和国がどれだけ性犯罪に厳しい国か知らんのか、こいつは? 向こうでは婦女暴行は軽くて10年以上の懲役が相場で、状況によっては死刑か無期も珍しくない。被害者が未成年の場合は100パー間違いなく死刑だよ。こういう事を知っていれば、HRWと徐台教の言ってる事がどれだけデタラメかよく分かる。例の脱北外交官・太永浩が必死になって南へ逃げて来たのも「未成年者レイプ」という仕出かした犯罪を考えれば、ある意味では納得出来よう。国に送還されたら間違いなく縛り首だからね。まあもっとも本当の話をすると、朝鮮共和国は社会全般で女が強く、下手な男にレイプされるほどひ弱な女がそんなに多くないという実情もあるが。向こうの女性達の多くは1990年代後半の飢饉「苦難の行軍」を生き残ったんだぜ? 軍に入って鍛えられた女性も多いよ? 徐台教やHRWが主張するみてェに向こうでセクハラ男があふれていたら、逆に反撃されてぶちのめされるよ。南や日本とは違うんだ。これだけで徐台教がどれほど朝鮮共和国の事を知らないムジレンイ(무지랭이 朝鮮語で「無知で愚かな奴」の意)かよく分かる。もちろんHRWは欧米帝国主義の手先であり、これまでにもNATOのユーゴスラビア空爆幇助、ニカラグアのサンディニスタ政権打倒の為の誹謗中傷、イラク侵略正当化、リビア侵略正当化などといった戦争犯罪応援団として第三世界グローバルサウス諸国に対して悪逆の限りを尽くしてきた。イラク戦争前夜にHRWの代表だったケネス・ロスという男は「サダムを起訴せよ」などという、ブッシュやラムズフェルドよりも過激な事を言って侵略戦争を煽っていた事を忘れてはならない。もちろんHRWは朝鮮共和国の体制転覆活動にも極めて熱心であり、その中心活動を担っているのが日本支部長の土井香苗だ。徐台教はこんな団体の「イヌ」になって尻尾を振っていたのである。
さらに徐台教は上から目線と言うか想像白人目線と言うか、自分が欧米帝国主義の白人にでもなったかのようにグローバルサウスを卑下する根性の持ち主だ。ベネズエラでカラー革命暴動が起こって一時マドゥロ政権が危うかった時、この男はマドゥロ政権に対する攻撃に加担していたのである。以下のツイートがそうで、徐台教は知人の記者が書いたという「ベネズエラの貧困」「反政府派(要するに親米売国奴派)に希望を抱く市民」をクローズアップしたとんでもない記事を「丁寧に取材したのが伝わる内容」として強烈に推していた。



https://twitter.com/DaegyoSeo/status/1111564373208645632
徐台教(ソ・テギョ)‏ @DaegyoSeo
以前何度か一緒に取材したことのある、李真煕さんのベネズエラルポ。丁寧に取材したのが伝わる内容でオススメです。
ルポ・混乱のベネズエラ | 時事オピニオン | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス
2:42 - 2019年3月29日


https://imidas.jp/jijikaitai/d-40-142-19-03-g770
 ルポ・混乱のベネズエラ
「変化」を待ち望む人びとの声
2019/03/29
李真煕( ジャーナリスト)


徐台教が推している李真煕によるこの記事、実際にリンク先を読んでいただければ分かるが、内容を要約すると以下のようになる。

「マドゥロ政権派の政治家までも貧困にあえぐ」
「マドゥロ大統領に都合悪い質問をした記者が長時間拘束」
「記者を弾圧しているマドゥロ政権の下で、物乞いがあふれているのだッッッッッ!」
「壊れゆくベネズエラ社会ッッッッッ!」
「マドゥロ政権下で希望を失ったベネズエラ国民が次々と国外へ脱出しとるんやあああああッ!」
「(自称)暫定大統領グアイド国会議長に希望を見る若者達ッッッッッ!」
「ベネズエラでは過去20年間(つまりチャベスやマドゥロの時代)、政権が経済基盤を破壊するような状況が続いたッッッッッ! 人権を侵害し、土地と企業を私物化して、国を分断したのだッッッッッ!」
「誰が何と言おうと、グアイド暫定大統領こそは90年代以降、国民が一つになって支持できる初めての野党指導者なのだッッッッッ!」

…挙げ句の果てには「多くの人びとが「変化」を待ち望んでいる」なる言葉で記事を締めくくる。ここで李真煕の言う「変化」とやらが「(自称)暫定大統領」ことケツ出しグアイド(笑)への政権交代を指している事は言うまでもない。呆れてものが言えんわ。当時ベネズエラで反米自主のマドゥロが再選を決めた。それが気に入らないアメリカは、自分らの言いなりである国会議長のグアイドを勝手に「暫定大統領」だと「承認」し、過酷な経済制裁をさらに強化し、ベネズエラ国内にこっそり育ててきたグアイド達カラー革命暴徒(香港の時と同じ)を暴れさせた。「人道支援物資を送る」と称して親米カラー革命暴徒に武器を送り込もうとし、阻止された事まである。もしアメリカの目論見通りに政権交代してあんなケツ出し変態野郎(笑)のグアイドが大統領になっていたら、それこそ本当に恐ろしい結果が待っていたであろう。石油などの資源は全てアメリカに奪われ、無償教育・無償医療といった福祉も全部パー。ハイチやリビアと同じような事になっていたかもしれない。そのようになれ、というのが上記李真煕の記事であり、そんなとんでもない記事を絶賛推奨していたのが徐台教であった。李も徐も恐ろしいまでのアメポチであり、てめェを欧米白人のように思い込んでいる想像白人そのもの! ちなみに李真煕はベネズエラだけではなく、香港暴動の時も同じようにカラー革命暴徒を「民主派」としてヨイショする記事を垂れ流していた事を付け加えておく。
徐台教の反北朝鮮・反ボリバル革命ぶりは上記の通りだが、他にもこの輩の主義主張は
香港民主化運動(カラー革命暴徒)推し
反ロシア・反プーチン
スラヴァウクライニィ!
ミャンマーの民主勢力(カラー革命暴徒)推し
3.1独立宣言推し
と、絵に描いたような欧米日帝国主義・植民地主義のサポーターである。とりわけ「日本を罪しない。罰しない」という妥協的な内容で独立運動史上最悪クラスの汚点である3.1独立宣言(己未独立宣言)を、「この独立宣言書はいつ読んでも良い」と大絶賛。歴史認識の貧困さも極まれりというレベルだ。この男が日帝時代に生きてたら、さぞかし天皇と日本帝国主義に忠誠を誓って同胞を売り飛ばし、大出世していたのではないか。まるで朴正煕みてェに(笑)。

こういう絵に描いたようなアメポチ・帝国主義者・反共反北集団が「南北平和共存は可能なのか 朝鮮半島のいまを読み解く市民セミナー」なる学習会を開催した…。もう何と言うか、聞くまでもないんじゃないかと。顔ぶれ見ただけでほぼ予想つくよなというのが正直な所ではあるが、さて。
しかしそこで話された内容は意外にも我々の予想を違った意味で裏切る、肩透かしなものであった。
(続く)

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切り貼り劇場2024.03.07

今回は切り貼り漫画を御覧いただきます。特に深い意味はございません。

・エピソード1
ウクライナ事態の元凶を作り出した「戦争の魔女」「マイダンクーデターの産婆」こと、アメリカ国務次官ビクトリア・ヌーランド。元々祖父がウクライナだったかモルドバだったかの出である東欧系ユダヤ人でした。が、知る人ぞ知るで、この東欧系ユダヤ人というのは非常にタチの悪い奴らが多く、とりわけこの辺の出のシオニストというのはユダヤ人社会でも特に凶悪でヤバイ過激派ばっかりです。ヌーランド一族も例外でなく、ビクトリアの親父から旦那のロバート・ケイガンはじめとする各親族がイェール大学だのブルッキングス研究所だのといったネオコンの巣窟として有名な機関の教授や幹部だったりするのですからさもありなんでしょう。この為にヌーランド家は通称「ネオコン聖家族」と言われてきました。日本にも「老人の集団自決」を主張する超クソ気持ち悪いイェール大学関係者がテレビでウクライナ事態に関しても妄言暴言を垂れ流してきましたが、あそこがネオコンの巣窟で凶悪シオニストヌーランド一族の影響が強いという事を考えればある意味当然でしょう。ネオコン・シオニズムとはすなわちナチス・優勢思想そのものですから。したがってヌーランドがウクライナにあれだけ御執心なのは、「父祖の土地」を奪還するという執念もあったからです。同じユダヤ人でもヌーランドにとってはイスラエルではなく、ウクライナはじめとする東欧こそが本命でした。ウクライナはかつてのナチス協力者にして虐殺者であるステパン・バンデラをもじって「バンデラスタン(バンデラの国)」と揶揄される事がありますが、もう一つ別のあだ名が「ヌーランディスタン(ヌーランドの国)」です。この女の妄執のせいでウクライナはネオナチ国家となり、夥しい数のロシア人とウクライナ人が犠牲となりました。
この化け物女が辞任したというニュースを聞き、2秒で思いついたのが以下の作品になります。



…とは言え、ヌーランドの辞任は一言で言って「沈没しそうな船から逃げるネズミ」でありましょう。その「船」が果たして何なのか、ウクライナなのか、バイデン政権なのか、アメリカ国家そのものなのか、西側陣営全体なのかは意見が分かれる所ですが。はっきりしているのは、アメリカの対ウクライナ総責任者の「逃亡」によって、後ろ盾を失ったウクライナの先も見えて来たという事でしょう。そしてアメリカはウクライナから足抜けするスピードを速める。と同時に面倒な後始末やゼニカネの問題はヨーロッパや日本や韓国といった子分どもに全部押し付ける、と。


・エピソード2
今でも「韓国民主主義」とやらに幻想を抱いている人が多いのには頭が痛くなります。旧独裁政権派も民主派も結局は「アメリカ型近代化論の信奉者」「親米・親財閥・反共・反北」「想像白人」という点では全く違いがないというのに…。かつて独裁政権の時代に「市民が独裁政権に立ち向かって民主化運動をした」などというのは、結局過激派の右翼(独裁政権側)と穏健派の右翼(民主派)がヘゲモニー争いをしていたに過ぎなかった訳です。「韓国民主主義」なんかお手本にしたって、日本社会を良くするのに何の参考にもなりゃしません。国際政治的にも韓国は日本と同じで欧米帝国主義陣営すなわち西側の一部(ただし末端のチンピラ)です。ウクライナ事態でも日本と一緒にロシア制裁へ同調し、政界・マスコミ・市民社会が一体となって「ウクライナ加油・暴露膺懲」を絶叫しました。まさに翼賛体制。こうした韓国民主主義の駄目っぷりを最も象徴するのが、韓国の「進歩革新系新聞の代表格」とされるハンギョレ新聞でしょう。今でもこの新聞を民主主義や民衆の抵抗の象徴のように考えて幻想を抱いている人が日本にも多いようですが、そんな事はありません。ハンギョレの実態って酷いもんですよ。今や完全にアメリカのイヌそのもの。
でもウクライナ事態による地政学的大転換と新しい世界秩序の登場によって、こうした「韓国民主主義神話」もいずれ崩壊するのではないでしょうか。遅かれ早かれ。「フランス革命当時より酷い史上最悪の貧富格差」という韓国の実態を理解し、日本もまたそれと違わないという事を多くの人が気付いて欲しいと思います。



 

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